2016-03-30 第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
桜島を訪ねたときに桜島火山観測所を訪ねまして、先ほど気象庁からもお話のありました京大火山防災研究所所長の井口正人教授にも様々なお話を伺う機会を得ました。今日は、そのお話の中で私自身が受け止めた、言わば権威ある専門家からの重大な警鐘というふうに感じた三つのテーマについて大臣の御認識をお尋ねしたいと思うんです。 一つは、破局的噴火までにそんなに時間はないという指摘です。
桜島を訪ねたときに桜島火山観測所を訪ねまして、先ほど気象庁からもお話のありました京大火山防災研究所所長の井口正人教授にも様々なお話を伺う機会を得ました。今日は、そのお話の中で私自身が受け止めた、言わば権威ある専門家からの重大な警鐘というふうに感じた三つのテーマについて大臣の御認識をお尋ねしたいと思うんです。 一つは、破局的噴火までにそんなに時間はないという指摘です。
桜島火山は我が国有数の活火山であり、委員御指摘のとおり、平成二十二年から四年連続爆発回数が八百回以上を記録するなど、その長期にわたる噴火活動は当該地域に多大な影響を及ぼしているものと認識しております。
土砂法の改正案の質問の前に、関連をして、鹿児島の桜島火山噴火対策について質問をいたします。 桜島は近年活発に活動しております。二〇一〇年以降、四年連続で爆発回数が八百回を超え、今年も、昨日現在で既に四百八回の爆発をしております。桜島火山の周辺に暮らす住民にとっては、道路は生活のためのものであると同時に、非常時の避難道路としても重要な役割を担っております。
手元に桜島火山活動対策議会協議会の資料がありまして、ちょうど百年前の桜島の大正大噴火では、噴火等による被害状況、死者・行方不明者が五十八人、全焼家屋が二千百四十八戸ということで、非常に大きな噴火でした。
今先生の御指摘がありました桜島火山に関しましても、これまでも地下構造の探査等を実施してきたところでございますけれども、本計画におきましては、総合的な研究として優先して推進するべき対象として位置づけておりまして、今年度から、これらの計画に沿った課題の研究を実施しているところでございます。
お手元に資料を今お配りをしていますが、これは地元の地方議会で作られている桜島火山活動対策議会協議会の被害を伝える資料ですけれども、一枚目の八月十八日の噴火の写真のように、これ、私もこの後、鹿児島にお邪魔をしまして、この大噴火というのは大変なことですよね。
○田中政府参考人 先生御指摘いただいたとおり、桜島火山では、三年連続で爆発回数が八百回を超えております。近年、噴火活動が活発化しているというような認識は私どももしてございます。
現地におきましては、鹿児島市役所において、鹿児島市より、桜島噴火及び降灰の状況について説明を受けるとともに、森鹿児島市長始め桜島火山活動対策協議会のメンバーと意見交換を行いました。
私は先日、鹿児島県の桜島火山活動対策議会協議会の代表の皆様とお会いをいたしまして、ことしの桜島の異常な活動状況についてつぶさに報告を伺いました。 お手元の資料にあると思いますが、一九五五年以降の観測史上で最大の数の爆発が、ことし桜島で起こっております。
桜島火山については、以前より先行的に取り組みが進められており、既に鹿児島市の地域防災計画の中で、噴火時の円滑な住民避難を可能とする避難計画が策定されています。また、地元関係機関から構成される桜島火山防災連絡会が中心となって火山防災対策について定期的に検討を実施しているところであり、火山防災対策のある意味では先駆的な取り組みがなされているというふうに考えております。
○仁比聡平君 気象庁の発表しておられるペーパーを見ますと、そうした次第に活発化する傾向の下で今後の火山活動の推移に注意する必要があるというふうにも述べていらっしゃるわけですが、昨年春に発表されました京大の防災研究所の「第十回桜島火山の集中総合観測」の序文におきましては、京大防災研の石原和弘教授が、「過去半世紀に経験した二度の山頂噴火活動の激化を上回る活動が近い将来に発生すると予想される。」
○渕上貞雄君 鹿児島県桜島火山において、二〇〇六年六月に五十八年ぶりに南岳東斜面の昭和火口から噴火をし、その後も噴火を繰り返すなど火山活動が活発化し、土石流の発生も今後継続的に発生する可能性があると言われております。火山活動レベルも二から三に引き上げられ、また新たな立入禁止区域が設けられております。
この研究におきまして、桜島火山につきましては引き続き活動的で特に重点的に観測研究を行うべき火山として位置付けられており、京都大学防災研究所の火山活動研究センターを中心に現在十九の常時観測点を整備し、観測研究を推進しているところでございます。
局長 岡澤 和好君 環境省自然環境 局長 岩尾總一郎君 参考人 国際協力銀行理 事 森田 嘉彦君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○参考人の出席要求に関する件 ○災害対策樹立に関する調査 (防災体制の在り方に関する件) (桜島火山対策
次に、鹿児島県の桜島火山活動対策について伺いたいと思いますが、御承知のとおり、桜島は昭和三十年から今日まで、連日連夜、爆発、降灰を続けておりまして、その被害は鹿児島県全市町村の約三分の二に当たる六十市町村にまで及んで、基幹産業、農林水産業は大変な被害をこうむっております。
──────── 本日の会議に付した案件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○農林水産に関する調査 (牛海綿状脳症問題に関する件) (ねぎ等三品目のセーフガード暫定措置終了後 の対応に関する件) (「意欲と能力のある経営体」の育成に関する 件) (米政策の総合的な見直しに関する件) (農山漁村の社会基盤整備に関する件) (森林・林業基本計画による森林整備に関する 件) (桜島火山活動
これにつきましては桜島火山におきます降灰の実績、これはおよそ三十年間の実績でございますが、それに基づきまして一平方メートル当たり千グラム以上としたものでございます。
建設省河川局長 青山 俊樹君 建設省道路局長 井上 啓一君 建設省住宅局長 那珂 正君 自治大臣官房総 務審議官 香山 充弘君 事務局側 常任委員会専門 員 八島 秀雄君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○災害対策樹立に関する調査 (桜島火山対策
それから最近では、建設省の方で力を注いでくださいまして、桜島に関する火山砂防のための施設、仮称でございますけれども桜島火山砂防センターといったようなものの整備を進めてきておりまして、現在段階で建物そのものはほぼでき上がったというふうに聞いておりますが、こういう施設を効果的に活用するということによっても先生おっしゃる国際火山総合センターの機能の充実が図られるものだというふうに私ども考えておるような次第
鹿児島県におかれましては、この提言を踏まえまして、研究、研修、情報の各機能を段階的に整備するという御方針のようでございまして、当面国際協力事業団による国際研修センターの設置に向けての環境整備、防災行政管理者セミナー、火山学及び火山砂防工学コース、防災技術研修等の火山関連国際研修並びに鹿児島国際火山フォーラムの実施、桜島火山砂防センターの活用等の研修機能の具体化等に取り組んでおられるところでございます
なお、先生御指摘のように、桜島火山対策につきましては、これまで活動火山対策特別措置法に基づきまして避難施設、防災営農施設等の整備、降灰除去・降灰防除事業、治山・砂防事業等の推進を図ってきたところであり、また昭和五十九年十二月に取りまとめられた桜島火山対策懇談会による提言を踏まえまして、同法に基づく対策に加え、さまざまな措置を講じているところであります。
大学におきましては、京都大学防災研究所の桜島火山観測所と鹿児島大学理学部の南西島弧地震火山観測所が桜島に関連しては研究施設としてございます。既に火山活動総合判定装置、地震火山観測波形収録処理装置などを設置しておりまして、桜島火山における観測研究の推進を図っているところでございます。
それから、桜島の火山観測をしているのは京都大学の防災研究所の桜島火山観測所が中心なんですけれども、この観測機能のレベル、また研究成果のレベルは世界的な高い水準にあると言われておりますので、そういう条件があること。
○国務大臣(井上孝君) 桜島の火山活動につきましては、今上山委員御指摘のとおり、昭和五十九年七月に国土庁に学識経験者、地方自治体の長あるいは関係各省から成る桜島火山対策懇談会というのをつくりまして、これは七月につくりまして十二月に御提言をいただきまして、その御提言に沿って今までずっと長い間でございますが、対策を講じてまいりました。
それと、長期間にこれからもわたりますので、一度措置すればそれで国の責任は終わりという姿勢ではなくて、継続しなくちゃ実効を伴わないものについては継続性を保障するという観点が何よりもこれからの桜島火山災害対策については肝要だと思うのでありますけれども、その点について長官との認識の差はないと思いますが、二言はっきりおっしゃっていただけませんか。
今御指摘のございました桜島火山の地域につきましても、防災営農施設整備計画に基づきまして、平成四年度までに既に八十四地区につきまして調査をやっております。引き続きまして、平成五年度から第七次の防災営農施設整備計画に基づきまして、新たにボーリング調査を進めていくというようなことで鋭意努力をしているところでございます。
鹿児島県におきましては、「新しい食料・農業・農村政策の方向」の展開、農産物の市場開放阻止と農業振興施策の強化、桜島火山対策の充実強化等について要望がありました。 以下、視察先の概要について申し上げます。
こういった調査は五十三年からもう始まっておるわけでございますが、これらの結果は五十九年に桜島火山対策懇談会において集約がされております。
同じ九州の桜島火山の歴史を見ましても、西暦七〇八年の和銅元年から大正三年の間に三十回噴火しております。こういうような記録が残されておりますし、また現在の桜島も、昭和三十年の噴火が現在まで三十七年間続いておるわけであります。こうしたことから考えてみますると、雲仙岳の火山対策について早急に総合的、抜本的な対策を実施する必要があろうか、と思います。
○雨宮説明員 先月末に東大の地震研の霧島火山観測所の方から報告がございまして、京都大学の防災研の桜島火山観測所と連携をとりまして、データの回収に機器の設置場所に赴かなくても、必要なデータを取得できるという体制をとったというような報告を得ておるところでございます。